15-16モデル Rice28の「RT7」「RT9」の試乗レポート

Rice28 2015-2016モデル試乗会

Rice28のグラトリ定番のモデルといえばRT7とRT9になります。どちらもキャンバーですので変な癖はありません。OGASAKA製特有であるコンベックスも入っています。(コンベックス:ノーズとテールのソール部分が船底のように盛り上がっている。)

RT7とRT9のどちらを選べばいいのか?

・グラトリの初級者、中級者はRT7
・グラトリの上級者はRT9

でいいと思います。 高速滑走時にグラトリを行う人はRT9の高反発が心地よいと思います。スピードが出ているときは簡単な重心移動(加重)だけでも板に大きな負荷が掛かりますのでRT7では柔らかすぎてしまうかもしれません。タップ系のグラトリの場合は特にこの反発を重宝します。ビックキッカーにもそのまま行けるというスペックの高さです。

そこまでスピードを出してグラトリは行わないという方はRT7で決まりでしょう。このフレックスとトーションのしなやかさはやはり国産の強みであり、なにより軽量。軽くてここまで反発があってしなやかなのはグラトリ時の操作性がかなり良くなります。パークにも入れないことはないのですがビックキッカーなどは厳しいでしょう。 当サイトではグラトリのみに注目して紹介しますのでキッカーのお話は置いておいて、グラトリを始めるという方はRT7一択。

NOVEMBERのD4、011artistのDOUBLE、RT7に乗っている方でその板に不満があるという方はRT9はとてもオススメ。

小柄女性グラトリストに最適なのはやはり「PANDO」

国産(OGASAKA製)で唯一136cmの設定があるのがこのPANDOです。パンダではなくパンド。パンドゥーでもありません。デザインが女の子っぽくないところが唯一の難点。

Rice28PANDO-1516

身長が148cm〜152cmの小柄な女性は長さだけで言ってもこのPANDO一択ではないでしょうか。それに性能が付いてくるのですから本気でグラトリ板を選ぶならPANDOで決まりだと思います。

板の形状はキャンバーでありフルツインチップであるものの、通常のキャンバーではなくフラット部分を広くとってあるという特徴があります(15−16モデルより採用されました。)わかりやすく言うとプレスする部分がフラットになっているということです。このフラット部分があるキャンバーはオガサカ製のボード(Novemberなどでも)15−16モデルで多く採用されています。

実際に乗ってみましたがそこまで違和感はなかったのですが(春の雪だったのでわかりずらい)締まったバーンで滑ったら違和感ありありかも。公式サイトではプレスがやしやすかったり面で弾くことがし易いというメリットがあるようですが普通のキャンバーの方が良かったんじゃないかなと意見しておきます。

どうしても普通のキャンバーPANDOが欲しいなら14−15モデルで探しましょう。今ならまだ間に合うハズ。

このフラット部分が広いキャンバーは15−16モデルで採用されていますが今後も継続するかは不明です。個人的な予想ですが普通のキャンバーに戻るんじゃないかな。

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