
011artisticの人気は凄くブースはとても賑わっていました。自分のサイズが貸し出し中で無い場合が多いのでタイミングが合わないと試乗すること自体が困難のようです。さすが011artisticですね。今回の試乗したモデルは「Double(ダブル)」と「D-Light(ディーライト)」の2つです。
「Dluble(ダブル)」は011artisticの代名詞となっているほどの代表的なモデルになります。「D-Light(ディーライト)」はダブルを軽量化して反発を強めたモデルとなっているようです。公式HPからのDoubleについてはデビューから6年(2010年の時点で)
011の魂のボードダブルシリーズは時代を超えて受け継がれます。誰にでも扱いやすいソフトなフレックス&トーションバランスはワイドスタンスで更に扱いやすくなっています。もはや011の揺るぎない代名詞的ボードは終わりなき進化を続けています。となっています。D-Lightについてはダブルシリーズを改良し、最大限の軽量化に成功しました。従来のコンベックスを強く設定したハイグレードコンベックスにより、ターンとスピンの操作性能が格段にアップしています。2年目を迎えたgenuine twintipな乗り心地のDライトは、2つのライトホールのようにあなたの遊び心も打ち抜かれるに違いありません。(公式HPより抜粋)
反発やフレックスのバランスが丁度良い感じですね。柔らかいイメージがあるようですがペラペラでもなくしなやかなで反発もしっかりしています。軽量なので取り回しも行いやすいしプレスやタップも申し分ありません。ソールは011artisticの特徴であるコンベックスソールになっています。これはプレスの引っかかりなどを軽減してくれますね。
雪質がシャバシャバなのでこのあたりはあまり実感出来なかったです。フレックス・反発・トーションなどバランスが良くグラトリ入門から上級者まで幅広いボーダーに気に入られている理由だと思います。
ダブルと比べて軽量化+反発力アップと言われているD-Lightですね。コンベックスもダブルより強めに入っています。フレックスはダブルに比べて多少ですが硬めといった感じでその分反発があり反応も早い感じがしました。
軽量化されているのでシフティ系などでも腰にかかる負担を減らせそうです。これは好みでしょうね。グラトリ5:キッカー5の割合くらいで丁度いいのではと感じました。またブースの方が言うには011artisticの板を乗るにあたっては「Double」→「D-Light」→「FlatKing」といったステップを踏むのが良いらしいのですがスタイルが必ずしもキッカーに行くわけではないので自分のスタイルに合った板を選ぶ必要があります。
総評的にはグラトリ入門で011artisticの板を購入するとしたらやはり「Double」が良さそうです。重心移動が出来、パークを少し流す感じのスタイルでしたら「D-Light」と言った感ですね。しかしコンベックスも「D-Light」の方が強いので癖のある板を好まない方は「Double」にするといいかもしれません。
ただ「D-Light」はチャレンジモデルとして初登場したばかりなのでいつなくなるのかわかりませんね。やはり廃盤することのないモデル「Double」のチョイスが良いと言えます。(案の定「D-Light」モデルは生産終了となりました。)
※09−10モデルの011artistic「Double」「D-Light」の販売は終了しています。