
この中でスタンダードキャンバーは「4XP」のみになります。「STYLE」「PARKAHOLIC」はイージーライドキャンバーとなっていてノーズとテール部分にフラットの部分があります(厳密にはフラットの部分が広くなっている感じ)限りなくキャンバーに近いですがスタンダードキャンバーではありません。
YONEXはスノーボードブランドは15−16シーズンで19年目。ノウハウは申し分ないことに加え国内の自社工場にて生産する国産ブランドです。オガサカ製ではありませんが国産ということになります。オガサカ製と違ってYONEXのボードにはコンベックスが採用されていませんので(フラットなので)より癖のない板ということになります。
フレックスは「4XP」が一番柔らかくて「PARKAHOLIC」が中間で「STYLE」となります。
普通のキャンバーではないですが、そこまで違いはわかりませんでした。しかし乗りやすい。というかカービングが安定。フレックスはミドルくらいでしょうか。011artisticのダブルより硬め。RT-9よりも若干硬めといった感じかな。
でも板が軽いので取り回しは行い易く反発がありますので高回転系グラトリに向いている。ロデオとかの3Dグラトリ、高速からの引掛けノーリー系には最適だ。グラトリ初級者には向かない。カービングはとても安定するんですけどね。グラトリもやってキッカーにも入りたい人向け。
名前からしてパーク専用というイメージをしてしまうが「STYLE」よりも柔らかい。実際に乗ってみると軟さからと反発が素晴らしい。スケーティングの時点でしっくり来ましたし、タップも軽快に行うことが出来た。次に買う板候補としては十分ほどのスペックでしたがスタンダードキャンバーではないので保留。シャバ雪じゃ違いなんてわかりませんよ。もっとアイスバーンや締まった圧雪で試乗してみたい。
011ダブルよりほんのちょっとだけ硬いかなという印象。Rice28のRT-9よりは柔らかいとそれと同等くらい。ほぼキャンバーなのでここにこだわらなければ最高のボードになることと思います。
YONEXで一番柔らかくグラトリ向けの設定モデルになります。唯一のスタンダードキャンバー。国産ならではの繊細の柔らかさとしなりがあって柔らかい中にも反発はしっかり感じました。しかし高速でのタップではちょっと頼りない感じだ。グラトリ上級者、中級者にはちょっと物足りなく感じでしまうだろう。
試乗会でもこの4XPは結構人気でしたね。
STYLE:キッカーとグラトリ
PARKAHOLIC:ボックスなどパークとグラトリ
4XP:グラトリ
という感じでしょうか。どれもグラトリはいけます。それに加えキッカーやボックスなども安定して入ることが出来る目安です。ダブル、RT-7、D4あたりのフレックス帯で不満という方は4XPは向かない。
カービングもこれからで後々グラトリを始めようと思っているという方は4XPで決まりでしょう。