
自分に合った角度の見つけ方は一日中、何度も何度も角度を変えて滑ってしっくりくる角度を見つけるしかありません。人それぞれ骨格が違いますので一概に「何度がいいですよ。」とは言いにくい。
前「15度」後「3度〜6度」くらいが良いと思います。ターンの感覚はこの角度が一番掴みやすいんじゃないかなと思います。0度でも良いと思いますがカービング時に後ろ足の膝を入れやすくなるのは多少角度がプラスに入っている方がよいでしょう。
ダックスタンス(画像で真ん中)は両足を開くような角度になりますので、
初めてダックスタンスにする方は後ろ足を「0度」からスタートするといいと思います。そして徐々に開いていきます。カービングに違和感を必ず感じますが慣れもありますので根気良くいきましょう。いきなりがっつりダックスタンスにしてしまうと後ろ足が開きすぎているのか、開きが足りないのかの判断が難しくなります。
後ろ足を開くことによってカービングの舵取りの力(前足で行うエッジングの強さ)が弱くなると感じる方もいます。おそらく後ろ足を開きすぎたことが原因と考えられます。その場合、後ろ足の角度を戻してもいいのですが、前足の角度を強めると改善される場合も多いです。例えば
(前)15度 (後)−15度 → (前)18度 (後)−15度 に変えるとカービングがしやすくなったりします。
グラトリのプロというのはいないんです。キッカーやらハーフパイプのプロがいてその中でもグラトリを行うことが出来るんです。種目によって角度も変えることでしょう。さすがプロですね。ですのでグラトリ専門のプロライダーではないですが参考まで角度を見て行きましょう。
- 南谷孝太郎:(前)15度 (後)−9度
- 中井孝治:(前)15度 (後)6度
- 堂前和也:(前)15度 (後)6度
- 渡辺大介:(前)12度 (後)−9度
- 清原勇太:(前)24度 (後)−3度
- 鈴木裕司:(前)18度 (後)−9度
- 天海洋:(前)24度 (後)6度
- ショーン・ホワイト:(前)12度 (後)−3度
- ジェレミー・ジョーンズ:(前)15度 (後)−9度
- マーク・マクモリス:(前)13度 (後)−12度
- グラトリマニアライダー:(前)30度 (後)−24度
- 内山ミエ:(前)18度 (後)−9度
- 岡本美樹:(前)15度 (後)−3度
- 飯田夏来:(前)12度 (後)−9度
- 板垣友佳:(前)12度 (後)−9度
- 川野梨奈:(前)18度 (後)−9度
- 佐藤亜耶:(前)18度 (後)−15度
- 桜木貴菜:(前)12度 (後)−15度
- 鈴木徳子:(前)15度 (後)−6度
- 星野文香:(前)12度 (後)−12度
- 水上真里:(前)18度 (後)−6度