
グラトリをするには板の形状は「ツインチップ」でなければなりません。「ディレクショナル」や「ディレクショナルツイン」でもグラトリは出来なくもないのですが「ツインチップ」にした方がワザも決まりやすく(上達しやすく)おしゃれに見えるのも事実だと思いますのでこれから購入を考えている方は「ツインチップ」を前提に板を探しましょう。
長さも短め・硬さは柔らかめをお勧めします。柔らか過ぎると反発が弱くなったり反発のスピードも遅くなりますので、柔らかい中にも反発力がしっかりあるものを選びましょう。板の形状はツインチップ・軽く、柔らかく、それで反発もある板
グラトリをする上で避けて通れないのが「スイッチ≒フェイキー」です。180系のワザをやると着地は必ず逆のスタンス(スイッチ≒フェイキー)です。
ツインチップとはノーズとテールの形が同じなのでスイッチ・フェイキーになったとき区別することなく滑れるという点が最大の特徴です。またディレクショナルの形状はカービングなどのフリーライドに適した形となっておりトリック向けには作られておりません。テールよりノーズの方が長くなっているんですよね。
逆にツインチップでカービング技術を高めるには不向きとなります。インストラクターを目指している方はツインチップは選ばないほうが良いでしょう。ツインチップでもいけなくはないでしょうけどイントラの世界はかなりシビアです。
話はそれましたがグラトリするなら迷わず「ツインチップ」となります。スイッチスタンスでもいつもと変わりのない滑りを。トリックスタンス。カタログや各メーカーのページには
・フルツイン(Full TWIN)
・フルツインチップ(Full TWINTIP)
・TrueTwin
などの表記があります。
間違いやすいのがディレクショナルツインというもの。これは厳密に言えばグラトリ用ではない(ここで言うツインチップではない)ので注意しましょう。あとツインチップでもセットバックが入っているものがありますのでこれも真のツインチップとはいえません。セットバックの表記が0mmになっていればOK。