
これは一番悩むポイントです。初心者の方で一番やってしまうことが「デザイン」で選んでしまう。ということです。これはあまり良くない傾向ですね。デザインを重視するのかボードの性能を重視するのかということになってきます。
両方兼ねそろえているのが理想ですがなかなかうまくいかないものです。また価格を抑えるために量販店などでセット売りされているものがあります。「3点セット」(板・バインディング・ブーツ)でこの破格!などは決してお勧めしません。だからといって板やブーツは確かに高価です。ですので少しでもコストを抑えたいのであれば先シーズンモデル(アウトレット)の購入をお勧めします。安いもので50%OFFなどありますので近くのプロショップに聞いてみてください。
さて話が脱線しましたが、ブランドを選びましょう。当サイトでは国産ブランドを推奨します。
・DOUBLE →今季モデルの一覧はこちら
・RT-7 →今季モデルの一覧はこちら
・RT-9 →今季モデルの一覧はこちら
・D4 →今季モデルの一覧はこちら
・ARTISTE →今季モデルの一覧はこちら
・G7 →今季モデルの一覧はこちら
・G8 →今季モデルの一覧はこちら
・STC →今季モデルの一覧はこちら
「ゲレンデでよく見る度」はグラトリをする方だけを対象。
グラトリ思考の強い国産ブランドはやはり「011artistic」です。続いて「RICE28」「NOVEMBER」「Scooter」といったあたりです。グラトリ思考が強い011artistというのは板の形状をいろいろ出しているということです。フラットキングやフラットスピン、ダブルスピンなど遊び心が満載なんですね。
しかしグラトリの「定番モデル」というのは普通のキャンバーですし、形状も普通です。この各ブランドの定番モデルだけで比較すれば全く大差はありません。
「011artistic」の代名詞的な存在のモデル「Double」いくつかモデルがありますがグラトリをする上で一番バランスが良く癖のないモデルと思われます。
「RT-7」がバランスが一番よいと思われます。柔らかさでは「RT-9」が少し硬く反発もあります。レディスモデルは他にもありましたが減ってしまって「PANDO」一択でいいでしょう。
「D4」のサイズバリエーションは143cm~155cmまでありますがもっと短い板を求める女性は「Artiste」でいいと思います。「D4」よりは硬めになりますが高い安定性が好評です。
なんだかんだ言って一番柔らかい「G7」をオススメ。女の子も138cmの設定のある「G7」が良いでしょう。女の子で上級者なら「SCT」が良いでしょう。長さは140cmからだ。
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詳しい方には011artisticやNovemberなどがオガサカ製であることは当たり前として知っていると思いますが、オガサカ製ってどういうこと?というように知らない方も多いと思います。
オガサカ製というのは国内にあるオガサカファクトリーにて製造されているドメスティックブランド(日本製ブランド)になります。Rice28や011artisticは自分たちのアイデア・コンセプトをオガサカファクトリーにて形にしてもらっています。NovemberとScooterはOGASAKAの直下のスノーブランド(グラトリ、ジブに力を入れたブランド)になります。
純粋にスキーブランドのOGASAKAというブランドもありますよね。当然OGASAKAのスノーボードブランドもあるわけです。ラインナップを見てみるとフリーランに特化した品揃えになっていてOGASAKAでは遊び板(グラトリ板)は作らない方向なのだと思います。その代わりNovemberとScooterが存在します。
OGASAKAブランドで唯一のツインチップ(グラトリ向けモデル)が誕生したんですよ。セットバックも0mmです。試乗会で乗ろうと思っていたのですが「AST(ASTERIA)」は出品されておらずとても残念でした。今一番注目しているグラトリ板ですね。レディースモデルもありますが142cmからになる。
予想では柔らかさなどはフリーランの安定性を重視してDouble、RT-7、D4クラスより硬め。高速からのグラトリに適した上級者用という感じがします。両足のプレートとプレートの間は、プレートがない分だけソフトに仕上がっている。とのことなのでトーションも使いやすいと予想。
グラトリ板として有名になりすぎている011artisticやRice28に乗るのが嫌な人にもオススメだ。011artisticはとても良い板ですけどグラトリ感が丸出しなのでRice28、November、Scooterに逃げていた方もいるでしょう。そこからさらにある意味マニアックなグラトリ板として当サイトで取り上げました。なにせ直のOGASAKAブランドからのグラトリモデルですからね。デビュー年なので生産量は少なめかな。売り切れは必須でしょう。
当サイトのライダーも次は「G8」を買うと決めていたのですが「AST(ASTERIA)」に変更するとのこと。
おそらくインストラクターなどもグラトリ板(セカンドの遊び板)として「AST(ASTERIA)」を購入するんじゃないかと。OGASAKAブランドはカービングノウハウが素晴らしいですからね。検定用の板もOGASAKAブランドを推奨しているハズです。
ただ注意する点もありましてスタンス幅を広く取ることが出来ないということ。スタンス幅が広くなればなるほどカービングの定義から遠ざかるので広いスタンス幅の設定は最初からなかったのでしょう。スタンス幅を広く取る癖があるという方は要注意だ。
(RT-7)「板の長さ152cm」で「スタンス幅61cm」取れますが
(AST)「板の長さ157cm」でも「スタンス幅58cm」までしか取れない。