
・スノーボード歴1年未満〜3年
・シーズンの滑走回数4回〜5回
・スライドターン〜カービングに手が届くか届かないくらいのスキル
シーズンの滑走回数がこれくらいだと3年の歴があったとしてもなかなか上達は難しいですよね。もちろんセンスなど個人差がありますけど一般的には初心者の域になります。シーズン初めは先シーズンの滑りを思い出すだけで終わってしまいますからね。
グラトリマニアで推奨しているのは主に国産のグラトリしやすいように作られているモデルになりますが、とても高価なものですのでそれからバインディングも、ブーツも、となればかなりの出費になります。
まずレンタルがダメな理由は毎回同じブランドの板、長さ、バインディング、ブーツではないからです。お店、ゲレンデが変わればもちろんレンタルボードも変わってしまうからです。それと安いレンタルショップの板だともう何年前のだよ!逆に乗ってみたいわ!となるくらいの可哀想なボードの時もしばしばあり、これでは上達は望めません。
正直、板は量販店などで売られている安いものでも構いません(3点セットなどは除く)とりあえずマイボードを持つことが上達への近道です。板はツインチップがいいでしょう。カービングはツインチップでも上達しますしグラトリもそのまま行けます。
今はキャンバー以外に多くのタイプの板が出ています。例えばロッカーはターンが簡単で回れますしグラトリとしてはいいですよ。とかダブルキャンバーはキャンバーの長所を活かしたままどうのこうのというセールストークをしてくる定員さんもいる思います。ここは断固としてスタンダードなキャンバータイプだけを探していますと伝えましょう。いきなり初心者にロッカータイプを薦めてくる店員さんがいたらその店では(その担当では)買いません。ちなみにキャンバーが良い理由は癖が無いというだけです。この癖がない板を選ぶことが難しい時代になりました(笑)
バインディングもブーツも自分のものを揃えましょう。買うときに「柔らかい」ブーツ、「(ハイバックが)柔らかい」バインディングを探していると定員さんに伝えてください。度を過ぎる柔らかいものはダメですがそんな粗悪品はないと思いますので「柔らかい」と主張して調度良いものがくると思います。
ブーツは必ず履いてください。上達の鍵はブーツと言えます。
柔らかいブーツだと板への伝達が弱いので(クイックリーに伝わらないので)良くない、脚への負担が大きいと言うかもしれません。しかし初心者はそこが大事なのではなくある程度の可動域を柔らかさで確保してあげることが操作性の向上に繋がります。極端に言えば「遊び」の部分がある方が良い。その代わり、ブーツの紐はしっかり結んでください。上達して初めてブーツの硬さに頼ることが出来るようになります。それまでは硬さというのは邪魔なんですね。それと脚に負担が掛かるほど激しいターンはしません。
正直な話、ブーツだけは良い物を買って板とバインディングは二の次と考えたいところです。しかしカタログでも良いモデルになればなるほど硬くなっているんですよね。そして値段が高い。ソフトフレックスで部分調整が出来て軽いというのが望ましい。
初心者の方はいろいろなメーカーがあって、どのメーカーがどのくらいノウハウを持っていてどんなスノーボードイメージなのかまったくわからないと思います。グラトリマニアでオススメするエントリーモデルは・・・。
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